嫁がうつ病になった時の心構え(帰宅編)

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こんにちは akamaru です。

今では有名なうつ病…でも、まだまだ人事だと思っている人が多いです。

しかし他人事ではありませんよ?パートナーも貴方もいつ掛かってもおかしくは無いんです!

私の嫁は重度のうつ病でした、最初は訳が分かりませんでした。
嫁との当たり前の生活が出来なくなり
これからどうすれば良いんだろう…本当に不安で絶望を感じました。

今回は私が嫁が掛かった重度のうつ病との闘病生活で、特に仕事に行って帰って来る時に覚悟せざるを得なかった心構えを幾つか書いてみたいと思います。

(不安を煽る目的ではないので、こうなる前に予防や病院に行こう的な注意喚起だと捉えて頂ければ幸いです)

心構え(~からの帰宅)

死んでいるかもしれない

色々ありますが、一番はやっぱりこれです。
特に仕事から帰って来た時、本来なら安らげる場所であるはずの家
その家に入る前に覚悟がいるのは凄く精神的に大変でした。

居なくなっているかもしれない

これも数回ありましたが相当キツイです。
少し元気だから近所に買い物にでも出かけたのかな?
こんなポジティブな発想は全く出ませんでした。
帰宅と同時に思い当たる場所を走って探す、そんな感じでした。

自傷行為をしているかもしれない

何度かありました、手首がボロボロになるまで搔きむしっていたり…
本人も記憶にない場合もあり、だからこそ帰ったら死んでいるかもしれないに繋がったりします。
家じゅうの刃物を新聞紙で巻いて隠しました。

襲い掛かってくるかもしれない

これは実際には無かったし考えたくはありませんでしたが、可能性としては覚悟していました。
時折、豹変して私が恨みの対象であるかのように口撃してくる事があったからです。
自傷行為の時もそうでしたが余り記憶に無い時があるので、その状態の時に起こるかもしれないと考えていました。

家じゅうを滅茶苦茶にしているかもしれない

今回、挙げた中では楽な部類ではありますが、もちろん起こって嬉しいはずがありません。
私の嫁は、とにかく症状が落ちる系で死んだように眠っていることが多かったので起こらなかっただけなのかもしれません。

うつ病の嫁が待つ自宅へ帰宅する時の心構えまとめ

  1. 死んでいるかもしれない
  2. 居なくなっているかもしれない
  3. 自傷行為をしているかもしれない
  4. 襲い掛かってくるかもしれない
  5. 家じゅうを滅茶苦茶にしているかもしれない

挙げようと思えばまだまだ挙げられますが、以上が私が帰宅時に覚悟せざるを得なかった心得です。
皆さんも奥さんや旦那さんが辛いと弱音を吐いたときは思い出してみてください。
その弱音や愚痴は甘えではなく、本当の心の底からの訴えかもしれないので

パートナーの異変に気付けたら心療内科に行く事を提案してあげて下さい。
これも本人が強く拒否する場合もあります、怒ったりせずに優しくじっくりと
心療内科に行く事を勧めてあげてください、出来るだけ一緒に。

相手の拒否が強くて連れて行くことが出来ない場合は、お近くの心療内科に電話してみて下さい。
相談に乗ってくれたり対処法を教えて下さったりします。
相手のご両親や兄弟にも協力して貰って一緒に連れて行くの心強くて良いですね

私は気づいてあげるのが遅くて非常に辛い思いをさせてしまったので
同じ思いをする人が少しでも減るように願っています。


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